てのひらのUniverse

宮古島で地球暦とともに暮らしています。

こわいけど、また。

数年ぶりに『書く』ことを決めたものの

怖くて身体がすくみそうになっているわたしがいます。

 

じつはこの数年間のわたしは、

地球暦のワークショップをとおしてみなさまにお伝えしてきたのとはまるで逆の、

忙しくなにかに追われ、急き立てられるような毎日を送っていました。

 

いつでも自然と感じられたはずのゆったりとくつろいだ感覚を

地球暦を目の前にしていても味わうことができないこともありました。

悲しくなったり あきらめようとしたり いじけたり すねたりしていました。

 

その毎日を変えたいと思いつづけていたら、突然ぱかんと状況が変わりました。

立春を迎える前、宮古島でもちょっと寒かった土用の期間にそれは起こりました。

あまりにもあっけなく突然すぎてびっくりしているところです。

 

春分を前に これからどうしていくのか、何も決まっていないけれど

それでもわたしの手元には今年もみなさまのもとに旅立つ地球暦がいます。

そして、悩んだり迷ったりちょっとしんどい思いをしたおかげで

こんなことを思えるようになりました。

 

 

時間は すべての生命に等しく与えられていて

よろこびやしあわせを多くも、少なくも与えられていないし

悲しみやつらさを多くも、少なくも与えられてはいない

 


それをわかったようでいながら、

またひとりで悲しみの底にひざを抱えて座り込んでいるのも、このわたし。

ときおり何かが吹っ切れたように人生は楽しいとハナウタをうたうのも、このわたし。

 

世界ランキングがあったらかなりの上位をとれそうなぐらい飽きっぽいこのわたしが

11年もいっしょにすごしているなんて、

地球暦はほんとにすごい。