てのひらのUniverse

宮古島で地球暦とともに暮らしています。

あっても、なくても。

 

春ははじまりの気分をごく自然に連れてきます。

内地から宮古島に移住して8年目、

わたしもこの島ならではの季節感覚になじみつつあります。

葉桜で迎える卒業・入学のシーズン。

きょうは高校の合格発表でした。

 

わたしも あたらしい日々をむかえることにかわりはないのだけれど

夢や希望をいっぱい胸に抱いた若者とはちょっとちがって

あたらしい夢も希望も目標もとくにいまのところはないけれど

そういうものって、

あってもいいし なくてもいいのではないかと

そう思いながら今日これを書いています。

きのうもきょうもあしたも、ずっとわたしはわたしで。

夢があってもなくても、わたしで。

 

自由に思い描いてよいはずの「夢」とか「希望」を

もたなければならない、としばりつけるのは

ほんとうはなんかちがっていて、

でも誰よりもわたし自身をそこにしばりつけていたのは

ほかでもない、このわたしだったことを

思い知らされています。

 

地球暦のおかげです。

 

 

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